
2020年08月31日
ブリオッシュ




ブリオッシュいろいろ♬
フランスのパンと聞いて、多くの方が思い浮かべるのはBaguette(バゲット)やCroissant(クロワッサン)かと思いますがフランス人の好きなパンにはBrioche(ブリオッシュ)があります、実は俺的にはフランス人が1番好きなpainだと思ってます。
特に子どもには人気で小さい頃、家族で大きなブリオッシュを分けて、食べていたのを想い出すと話すフランス人も多い。
沖縄では馴染みが低いブリオッシュですがBoulangerie i+plusではopen当初から、オンメニューしてます。でも、11年経ってもなかなか、人気がでないんだよなぁー!俺が大好きだし、フランスのエスプリ(精神)を伝える役割りを持った大事なpainだから、作り続けている。
うちは基本的にどのpainも火入れを攻めてます、特にブリオッシュは!お店を始めてから、常に意識しているのが生地がパンになった瞬間に窯から、出す!肉や魚の素材をストレートに味わいながら、調理技術によって、その上に仕上げるミキュイ(半生)、それをイメージしてます、パンで半生はヤバいのであくまでそんな感じのギリギリを目指してます、それを言葉にすると《生地がパンに変わる瞬間》
焼きを長くすると風味や食感が楽しめて、調和が生まれる。逆に焼き色を意識せずに食材のひとつひとつを強調させるイメージで瞬間的な火入れをすれば、個性が生まれる。それぞれが考えが違うし、好みも違うから、十人十色。
この世界観の理解は求めないし、交える必要もない、やりたいことをやってきた、それを続けて行くだけ。ただ、こんな事を考えながら、日々、焼き人として、向き合っています。少しでもこの想いが食べ手に伝われば、嬉しい、何も語らずとも伝われば、泣くよ、俺(笑)
画像のブリオッシュ・ショコラは3分20秒、ブリオッシュあんぱんは3分50秒、ブリオッシュメロンパンは4分40秒で焼き上げてます。うちのブリオッシュは生地に加える水分全てが卵でバターを40%加えて、オーバーナイトしています。
では。
Posted by shima. at 08:58│Comments(0)
│ヴィエノワズリー