2011年10月31日

放射能と食

3,11東北地方太平洋沖地震発生
その後に起きた福島第一原子力発電所事故のメルトダウン
これにより、これから先、放射能汚染とどう向き合うかが肝心。

i+plusでは4月から
宮城県、山形県、福島県、栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県
の野菜、肉類、魚介類、その他食材の使用をストップしています。
前にも書きましたがこれは危険とかではなく
お客様の健康を預かる身としての過剰な防衛です。

食事というのは毎日3回、一ヶ月で90回、一年で約1100回
人生80年として約8万8千回食事するわけです。

それだったら、毎回の食事を楽しまなければ損です。毎回の食事を楽しめなければ人生楽しめない。。

i+plusでは食を楽しんで欲しいので皆様の健康を損ねないように食材選びをしています。
現在は生鮮食品は沖縄県産、九州産、北海道産のみを使用、その他食材は海外のものを使用。
1番大事な小麦粉はカナダ産、オーストラリア産、フランス産のみを使用。。
リスクの高い食材や国産小麦粉は一切使用しておりませんのでご安心を。
本当だったら、美味しい食材であればどんなものでも使いたい。

だけど、お客様の健康を損なう怖れがあるものを使うことは
食=命を預かる者として使用することは絶対にできない。
僕らは食のプロフェッショナルとして美味しいものを作り
お客様からお代をいただき、生活ができて、ご飯を食べている。
だけど、安全なものを作るというのは食のプロとしての義務。

だから、助け合いで放射能汚染されているかもしれない食材は使用できません。
これをどうとるかはお客様次第だと思っています。

生産者は何も悪くないし、福島でも使える食材はあります。。
ですがこの国の食材を使う限り0ベクレルは不可能なのは分かっている。
国は早急に食品の全品徹底検査をして、安全な物、すなわち数値を出した食品を流通させるのが義務。
それが先進国のやり方と思いますが、この国では隠蔽して全てを出荷している。
これこそが風評被害になっていることに気づかないから、頭が痛い・・・

結局の所、風評被害=放射能の管理を怠った国の責任。。

放射能と食シリーズを読んで、不快な気分にさせたり
不安をあおるような表現は慎まなければならないと思いますが
政府が法を曲げてまで国民に被爆させたがっているのですから
自分たちの身は自分たちで守るための気づきになってくれればいいと思って書いています。

下記はお子様がいる家庭で参考にして欲しい資料です。

ちなみにプチ師匠はバナナやりんごを1日1個、ドライフルーツなども多く食べています。

だからこそ、基本は放射能汚染されていない食品を選ぶこと
特に子供たちが食べる物の放射能は1キログラム当たり37ベクレルを超えないようにしましょう。
総被曝線量を年間一ミリシーベルト以下とするためには
子供には最高でも37ベクレルまでにするのがよいとベルラド研究所は、勧めています。

① ミルクは放射能を蓄積しやすい飲み物ですから常に注意しましょう。
でもバターやクリーム、チーズなどの脂肪分にはセシウムが残りにくいことを知りましょう。
(沖縄の場合、県産牛乳なので気にする必要はないです。)

②子どもには毎日「ココア」を飲ませましょう。(ただし砂糖は無しかごく控えめに)
ココアには、ポリフェノール、ミネラル、繊維質が多く含まれており、
体内の放射能を尿を通して排出させる効果があるとされています。

③より多く食べたほうがいい食品は「リンゴ」「モモ」「イチゴ」「サクランボ」
「レモン」「オレンジ」「スモモ」「クルミ」です。
これらの果物はセシウムを体内に排出させるペクチンが多く、またミネラルも多く含まれています。
ポイント:カリウムやルビジウムを摂取することにより、セシウムを臓器へ取り込みにくくします。
同様にカルシウムはストロンチウムを、鉄分はプルトニウムを取り込みにくくします。

④豆類はセシウムが蓄積されやすいので汚染されていないものを食べさせましょう
「種実類(ひまわりの種、カボチャの種など)」は子供が食べても神経質にならないように。
種実類は鉄分やその他のミネラルが豊富です。

⑤果肉入りの「野菜ジュース」や「果物ジュース」を飲ませましょう。
その中でも赤い色をしたものがいいです。「トマトジュース」「グレープジュース」など。
ジュースは、放射能を尿を通して体外に排出させやすくします。
特に赤い色のジュースは、ルビジウムやベータカロチンが豊富です。

⑥ヨウ素、カリウム、鉄分を多く含む食品、「豆のスープ」や「そば粥」
「米のお粥」「オ−トミールのお粥」を食べましょう。

⑦いろいろな種類の野菜を使ったサラダに「ひまわり油」を使った
ドレッシングをかけましょう。ひまわり油は鉄分の他に多価不飽和脂肪酸が豊富です。

⑧おかずやスープ、サラダなどに放射能汚染されていない「パセリ」「ディル」
「青ネギ」を刻んでたくさんふりかけましょう。カリウムがセシウムの侵入を少なくします。

⑨放射能に汚染されていないことを前提として、「ホウレンソウ」や
「海藻類」をできるだけたくさん食べるようにしましょう。

⑩ペクチンを多く含むものを子どもに与えましょう。またミネラル分が多い
「干しアンズ」「干しブドウ(レーズン)」「プルーン」を与えましょう。
ただし、ペクチンを含むジャムやドライフルーツは高カロリーです。
カロリーの総摂取量にご注意ください。

⑪肉や魚を食べる場合は、塩水に12時間程つけてから調理すると放射能が減ります
(塩水は塩分2%程度のものを2,3度交換しながら)。

注:医師からカリウムなどの摂取を制限されている時は医師の指示に従いましょう。
内部被ばくとは体内に取り込まれた放射性物質が体外に排出されるまでの間
放射線を常に出し続け、細胞を破壊し続けます。

大人は、破壊された細胞の修復が出来るそうですが 
子どもは破壊された細胞の修復が出来ません。
よって、ガンになってしまう確率が上がり
破壊されたままのDNAが将来、子から子へと遺伝して行きます。

今だから子どもの為に出来る事
わずかでも放射物質を取り込まぬよう気をつけてあげる事だと思います。

情報提供:ベラルーシのベルラド研究所発行のパンフレット
『自分と子どもを放射能から守るには』より。

翻訳:辰巳雅子「ベラルーシの部屋ブログ」http://blog.goo.ne.jp/nbjc/」を
基にさらにベルラド研究所のアレクセイ・ネステレンコ氏からも
直接助言を受けてこのパンフレットを作成しています。

編集製作:大下雄二第六版転載自由2011.07.05

では。


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Posted by shima. at 14:24│Comments(0)放射能と食
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